喜多川泰「上京物語」感想

本紹介

上京物語

皆さんは、今、幸せでしょうか?
皆さんの幸せとは、何でしょうか?

今回紹介する本は、喜多川泰さんの「上京物語」です。
本書は、1人の男性の人生から、幸せとは何かを、考えさせられます。

いかに私たちは、間違った常識にとらわれて生きているのか、改めて認識できるかと思います。

人生うまくいかないと感じたら、ぜひ手に取ってみてほしい1冊です。
好転させるためのヒントが見つかるのではないでしょうか。

では、本の内容をお話ししていきます!

あらすじ

この本は、祐介という男性の人生が描かれています。成功者になりたいと思い描き、社会人をスタートさせた祐介は、周囲から様々な影響を受けて、歳を重ねていきます。

そんな祐介の人生から、私たちは何を学ぶことができるのか。考えさせられる1冊です。

この本から学べること
  • 行動できない理由
  • 幸せとは何か

感想

祐介の人生から、私が感じた事で、とても大切だと思ったことは2つあります。

それは

  • 行動しない言い訳をしていないか
  • 幸せの基準を自分で決めているか

です。

それでは詳しく話していきます。

行動しない言い訳をしていないか

本書で祐介は、人生を精一杯生きているのですが、自分の本当にやりたいことは、後回しにしています。

祐介もそうですが、私たちは、万全の準備をしてからではないと、行動してはいけないと認識していませんでしょうか。

お金がない事を理由にしたり、失敗を恐れ、なかなか行動に移そうとはしません。

私たちは日々、行動しない理由を作って、行動を後回しにしてしまうことが多いと思います。

「準備ができてから」とか
「今ではない」とか

でも、やるタイミングを待っていて、相応しいタイミングはいつかやってくるでしょうか。

いつになっても、「今ではない」と考えてしまうものだと思います。

いつまで経っても行動できないどころか、今度は「もう若くないから」みたく、別の理由をつけてしまうのではないでしょうか。

以前の記事でも、言っていますが、行動するベストタイミングは「今」であると思います。

私自身も、言い訳をせず、今すぐに行動に移してみること、心がけていきたいです。

そして、行動の結果を、成功か失敗かで考えないでほしいと思います。

失敗はマイナスのイメージがありますが、失敗があるから人生は楽しいはずなのです。

成功ばかりの人生では、つまらないでしょう。

だからこそ、失敗を恐れて行動しないのは、勿体無いのです。失敗できるからこそ、行動してほしいと思います。失敗から得られるものは、いつか絶対に自分にとって必要になる経験だと思います。

失敗に対する考え方や、行動の結果得られるものについては、こちらの記事でも紹介しています。ぜひ読んでいただければと思います。

幸せの基準を自分で決めているか

皆さんは、今、幸せでしょうか。

なかなか、幸せと答えられる人は少ないのではないでしょうか。

そもそも、皆さんが考える幸せとはなんでしょうか。よく考えてみてほしいです。

私たちは、幸せを他人と比較の中から、見つけようとしてしまいます。

例えば、周りは皆、マイホームを持っている、家を買うことこそが幸せなのだ。みたいに、、

貯金にしかり、人間関係にしかり、他人の持っているものを、「自分も」と、得ようとしていませんか?

幸せを勘違いしているのだと思います。

それらを手に入れたところで、その瞬間のみでしか、幸せは感じる事ができないのではないでしょうか。

ここで大切なことは、幸せの基準を自分で決めているか、ということです。

自分が本当に幸せだと思うことをよく考えて、自分に必要なものを手に入れるために、行動してほしいです。

本書の引用ですが

他人となんか比べなくても、昨日の自分よりも一歩でも前進しようと努力しているとき、人は幸せを感じるようにできているんだ。

上京物語

その通りだと思います。私たちは、自分自身の幸せを見つけ、そのために日々努力していくことで、本当の幸せに辿り着けるのではないでしょうか。

私自身も、自分の幸せとは何か、考えるところから始めてみようと思います。

自分の幸せとはなんだろう

まとめ

以上が、「上京物語」を読んだ感想でした。

私たちは、私たち自身を不幸にしてしまうような、誤った常識や固定観念にとらわれて生きてしまうことがあります。

それを、理解すること、そして、自分自身の声をしっかり聞いてあげることが、幸せになるために必要なのではないでしょうか。

本書には、今回紹介した以外にも、誤って囚われている常識や、自分の価値観を持つ方法が書かれています。

皆さんもぜひ、本書を手に取って、人生を好転させるためのヒントを、探してみてほしいと思います。

この度は最後まで読んでいただき誠にありがとうございました!

今後も投稿を続けていく予定ですので、ぜひ読んでいただけると幸いです

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