レス・ギブリン「人望が集まる人の考え方」感想

本紹介

人望が集まる人の考え方

皆さんは、人間関係が上手くいかずに悩んでいませんでしょうか。
相手のためと思って放った発言で相手を不機嫌にさせてしまったり、人間関係って難しいものです。

今回はレス・ギブリン氏の「人望が集まる人の考え方」を紹介します。

では、本の内容をお話ししていきます!

本の概要

この本は、人望が集まる人間関係を築くために必要な技術が書かれており、
とても大切な考え方を教えてくれます。

人望が集まる人とは、どのような人なのか。どのような考え方を持っているのか。

小手先のテクニックではなく、人間の本性に基づく普遍的な原理より、
大切なことを学ぶことができます。

今回はその一部についてお話しようと思います。
皆さんにもぜひ読んでいただきたい1冊です。

感想

私がこの本を読んで伝えたいことは3つあります。

それは

  • なぜ人間関係がうまくいかないのか
  • 相手の自尊心を満たす
  • 相手が自分を好きになることを手伝う

です。

それぞれ詳しく話していきたいと思います。

なぜ人間関係がうまくいかないのか

冒頭でもお話ししましたが、人間関係が上手くいかずに悩んでいませんでしょうか。

夫婦、恋人、親子、友達、同僚、などなど、たくさんの人間関係の中で、
上手くいかずに悩んだことは誰しもあると思います。

夫婦関係や、恋人関係でも、ちょっとしたことで険悪になってしまったり、相手を理解できなかったり、なんでなんだろうと思うこと。よくありますよね。

ではなぜ人間関係、コミュニケーションがうまくいかないのでしょうか。

その前に、人間はどのような生き物であるのか知ることが必要であるかと思います。

それは、人は誰でも、自分を認めてほしいと思う生き物だということです。

自分を認めてもらえると、すごく嬉しいと感じませんでしょうか。
これは、自分と同様、相手もそうであるということです。

相手に認められ、自尊心が満たされると、人は嬉しいと感じ、相手に対して好意を持ちます。

逆に自尊心を傷つけられると、不快感を感じ、相手に対して不満、敵意を示したくなるのだと思います。

この、相手の自尊心を傷つけるということを、私たちはよくやってしまうと思います。

良かれと思って言ったことでも、相手の自尊心を傷つけ、相手との関係が悪くなってしまう。

相手の自尊心を傷つけてしまうことが、人間関係やコミュニケーションでうまくいかない理由の一つであると思うのです。

相手の自尊心を傷つけてしまうことが、
人間関係やコミュニケーションでうまくいかない理由の一つ

相手の自尊心を満たす

先ほどお話したことから、人間関係を良好に築くにあたって、
相手の自尊心を満たすということが、とても大切だと思います。

でも、これがなかなかできないんですよね。

例えば、相手に対して正論を振りかざしたり、相手のためと思ってアドバイスをしたり、
これらの大半は、相手のためというよりは、自分の自尊心を満たすために行なっていることではないでしょうか?

相手にとって必要であろうアドバイスを言うことで、相手にとって重要な存在になれたと思えるんです。そうすると自尊心は満たされます。

相手の自尊心を満たすこと以前に、自分の自尊心が満たされていないことが嫌なので、相手の自尊心のことなど考えず、都合よく自分の自尊心を満たそうとします。

時には相手の自尊心を傷つけてまでして、自分の自尊心を満たそうとします。
誰しも、自分が重要な人物であると思いたいだけなんです。相手のことを深く考えることもせずに。

これを無意識にやってしまっているような気がします。

でも、相手の自尊心を無視したり傷つけておいて、相手がこちらを認めてくれることはないでしょう。
どんどん、足の引っ張り合いをしてしまうのです。

結局、自分の自尊心を満たすために相手の自尊心を蔑ろにしていては、本末転倒だと思うんですよね。

逆に相手の自尊心を満たすことさえできれば、相手も自分を認めようとしてくれますので、結果的に、自分の自尊心も、満たされることができるようになるのではないかと思います。

そうすれば、人間関係が良い方向に進んでいくような気がします。

よって、相手の自尊心を満たす。ということを意識して心がけていくことが
大切なのではないかと思います。

相手の自尊心を満たす。ということを意識して心がける

相手が自分を好きになることを手伝う

相手の自尊心を満たすためにするべきことは、「相手が自分を好きになることを手伝う」ことなんだと思います。ここでいう自分とは相手自身のことです。

まさしく、相手が自分自身を好きになることができれば、相手の自尊心は満たされると思います。

求めてもいない正論やアドバイスを突きつけられたとして、人は自分自身を好きになることができるでしょうか。どちらかと言うと、自分自身を否定された気持ちになってしまうのではないかと思います。

ですから、相手がどうしたら自分のことを好きになり、自尊心を満たすことができるのかをよく考えて接することが大切なんだと思います。
そのことを意識して、人間関係を築いていこうと私自身も思っています。

そして、この本には、その具体的な方法が数多く書かれていますので、この本を読んで皆さんも実践していただきたいなと思います。

まとめ

以上が、「人望が集まる人の考え方」を読んだ感想でした。

相手の自尊心を満たすことこそが、人間関係を良好に築いていく上でとても大切であると思います。
それを実践できている人は、きっと人望が集まるのだと思います。

私自身も、人望が集まる人になれるような行動、言動をとっていきたいなと思いました。

この度は最後まで読んでいただき誠にありがとうございました!

今後も投稿を続けていく予定ですので、ぜひ読んでいただけると幸いです

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