今井孝「誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方」感想

誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方

皆さんは、自分の収入をどのようにして得ているでしょうか？

今回紹介する本は、今井孝さんの「誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方」です。

副業に興味があったり、自分自身でお金を稼ぎたいなと思っているけど、なかなか始めるのが怖いという方に、まずは読んでいただきたい1冊だと思います。

本の概要

私自身も会社員で、給料としてお金を稼いでいますが、副業に興味があります。

今や、政府も副業を勧める時代で、昔のように、ずっと企業に勤めていれば安心という時代では無くなってきていると思います。

そんな時代に、自分の力でお金を稼ぎたい人に向けた、お金の生み出し方を学べる本です。

「給料が上がらないので自分で稼ぐ力をつけたい」 、「好きなことで稼ぎたい」と思っている方は、是非本書を読んで、お金に対する考え方、知識を学んで欲しいと思います。

感想

私がこの本を読んで伝えたいことは2つあります。

それは

それぞれ詳しく話していきたいと思います。

私たちが知っているお金の稼ぎ方

私たちがイメージするお金の稼ぎ方とは何でしょう。
多くの人が、「会社で働いて毎月給料をもらう」ではないでしょうか。

日本で働く人の9割が、雇用者であるそうです。
多くの人が、給料でしかお金を貰う経験をしていないのです。

これが、お金を生み出すことの障害になっていると本書では言っています。

雇用者というのは、働いた時間に対して時給を貰います。

言い換えると、長く働けば働くほど、収入は増えるということになります。

一方で、自分の力でお金を稼ぐようになると、時間ではなく、商品やサービスの価値に対して報酬を得ることになります。「時間」ではなく、「価値」をお金と変えているのです。

時間に関係なく収入を得られることは、一見魅力的に感じますが、バイトやサラリーマン生活を長く経験してきた私たちにとって、時給労働はお金を稼ぐための当たり前、になっています。

いざ、自分の力でお金を生み出そうとしても、「これだけのことで、こんな金額もらっていいのだろうか」と、多くの人がお金を受け取れないそうです。

この「お金を受け取れない」ことこそが、お金を生み出すことができない大きな理由であると著者は言います。

しかし、多くの人は、お金が生み出せない原因を「お金が受け取れないから」ではなく、「スキルや知識が足りないから」とか「まだお金を貰うには早い」のように錯覚してしまいまい、スキルや知識を勉強することに躍起になり、いつまで経っても学び続けて、ついには力尽きて諦めてしまうそうです。

では、どうしたらお金が受け取れるようになるのか。

本書で詳しく学ぶことができますので、ぜひ手にとっていただければと思います。

必ず誰かに貢献できる

著者の今井さんは、起業当初、自分の力でお金を稼ぐためには、誰にも負けないすごい人にならないといけないと思っていたそうです。

そのために、自分よりすごい人に会っては自己嫌悪に陥り、どんどん自信を失っていったそうです。

それにより、自分の商品を売ることができなくなり、お金を受け取れなくなってしまいました。

ですが、自分ができることをコツコツやっていくにつれて、自分もだれかに必要とされていると気づくことができたそうです。

私たちは、必ず、誰かに貢献することができます。

誰しも、お金を生み出せる力を持っているということです。

そんな甘くない世の中ではありますが、「必ず誰かに貢献できる」ということは心に留めておきたいなと私自身も思いました。

自分を下げることなく自信を持ち、相手の価値を考えて行動していれば、お金を生み出すことができると思います。

誰かの役に立てると、人生が豊かになります。そんな日々が送れたら、幸せだと思いますよね。

そのための誤った思い込み、知るべき知識を本書から学んでみてください。

まとめ

以上が、「誰でもできるのに9割の人が気づいてない、お金の生み出し方」を読んだ感想でした。

これからの時代、自分の力で稼ぐ力をつけていきたいものですよね。

そのために必要なことを、本書から学び、皆さんもお金を生み出せる人になってほしいです。もちろん私も、頑張ろうと思います。

この度は最後まで読んでいただき誠にありがとうございました！