ゲイリー・ジョン・ビショップ「あなたはあなたが使っている言葉でできている」感想

本紹介

あなたはあなたが使っている言葉でできている

今回紹介する本は、ゲイリー・ジョン・ビショップ氏の「あなたはあなたが使った言葉でできている」です。

皆さんは、自分にどのような言葉をかけているでしょうか。

不安や、ネガティブな言葉を選んでしまい、一歩踏み出せない方、ぜひ手に取って欲しい1冊です。

では、本の内容をお話ししていきます!

本の概要

人は皆、2種類の会話をしており、1つが他人との会話、もう1つが自分との会話であると本書は言いいます。

そして、私たちの1番の話し相手とは、私たち自身なのです。
自分と何を話すかが、人生の質を大きく左右することになります。

自分にどんな言葉をかけるべきか、本書は教えてくれます。

この本から学べること
  • 輝かしい人生を歩み出す方法
  • 正しい言葉を使って、人生を上向かせる方法

感想

私がこの本を読んで伝えたいことは3つあります。

それは

  • 自分にどんな言葉をかけるかで、人生は変わる
  • 自分をごまかすのはやめよう
  • 期待を手放す

です。

それぞれ詳しく話していきたいと思います。

自分にどんな言葉をかけるかで、人生は変わる

冒頭でもお伝えした通り、私たちの1番の話し相手とは、私たち自身です。

人の頭には、1日5万以上の思考が浮かぶそうですが、その一部に私たちは反応し、自分自身と会話をしています。

「そんなはずはない」「負けるものか」みたいに。

そして、自分と何を話しているかで、人生の質が大きく変わることが、神経科学や心理学の研究で証明されていると言います。

つらかった出来事に対して、つらかったと思えば思うほど、実際よりもっとつらかったことのように感じてしまうそうです。

つまり、どう表現するかで、自分が置かれた状況のとらえ方や感じ方は変わりますし、人生の過ごし方や、さまざまな問題への対応の仕方もずいぶん違ってくるのです。

人生をより良く変えるためには、自分と何を会話しているのかが、とても重要になるのです。

自分にどんな言葉を投げかけるか

自分をごまかすのをやめよう

私たちは、「できない理由」を、心の中で口にしながら暮らしていると思います。

「今は違う」「環境が悪い」「運が悪い」などなど、

そうやって、自分自身と会話をしながら、言い訳を作って、やらないことを正当化しています。

本書の言葉で、時間に対するとても大切な考え方がありました。

時間は、やらない言い訳を探すためじゃなくて、やる理由を探すためにある。あなたとほかの人に違いなんてない。あなただけが特別な例外だなんてこともない。

あなたはあなたが使っている言葉でできている

私たちは、やらない言い訳を探すために、自分自身をごまかしながら生きています。

困難なことでも、行動して乗り越えてきた経験は、少なからず誰しもあるはずです。
できない理由なんて、実は無かったりしませんでしょうか。

自分をごまかし、やらない理由を探すのではなく、やる理由を探して、どんどん行動するべきだと思います。

本書では行動するために必要な考え方をさらに深掘りしていますので、是非手に取っていただきたいです。きっと、一歩踏み出す勇気を貰えると思います。

自分にのことをごまかすのはやめよう

期待を手放す

私が本書で、最も感銘を受けたのが、「期待を手放す」です。
私たちは無意識のうちにも、行動の結果を予測し、期待を馳せてしまいます。

この期待が、生きることをつらくしている原因の一つだと本書では言っています。

そもそも、人生において、予測通りに物事が進むことなんて、滅多にないと思います。

「こんなはずじゃなかったのに」この言葉が、頭の中を駆け巡ること、良くありませんか?

それによって、自分や、周囲に対して、怒りが込み上げてくることもあると思います。

考えると、これは期待によって生まれるものではないでしょうか。現実と、こうあるべきという思い込みの差(=現実と期待のギャップ)が、あなたを苦しめていないでしょうか。

予測のできない人生に、期待するのではなく、予測のできない人生と目の前の物事をそのまま受け入れ、一瞬一瞬を生き、問題が出たら解決するために行動する。

過去や未来にとらわれがちな私たちが

今という瞬間を生きるために、必要な考え方であると思います。

私も、自分が期待する人生ではなく、今の人生を大切にしようと、思いました。

予測のできない人生と目の前の物事をそのまま受け入れ、今を生きよう!

まとめ

以上が、「あなたはあなたが使った言葉でできている」を読んだ感想でした。

私たちは、自分自身との会話の中で、どんな言葉をかけてあげるか、もっと意識する必要があります。

自分を幸せにできるのは、自分自身であると思います。

そのために必要な考え方を、本書で知ることができます。皆さんも是非、本書を読んでみてください。

この度は最後まで読んでいただき誠にありがとうございました!

今後も投稿を続けていく予定ですので、ぜひ読んでいただけると幸いです

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