三浦将「心の知能指数を高める習慣」感想

本紹介

心の知能指数を高める習慣

皆さんはEQという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
今回は三浦将さんの「心の知能指数を高める習慣」を紹介します。

では、本の内容をお話ししていきます!

本の概要

EQは心の知能指数と呼ばれるもので、自分自身と他者を理解しながら、自分の感情をコントロールすることで、最適な行動を取ることができる力です。

IQが頭の知能指数であるのに対して、EQは心の知能指数、人間的な力が含まれます。

そして、AIなどの科学が急激に進歩する中で、様々な職種が淘汰されていくと言われています。
そんな中で、我々人間の求められる力はEQであり、EQの高い人こそが、これからの時代で重要になると著者は述べています。

そんなEQを高めるためのエッセンスが書かれており、皆さんもこの本を読んで実践し、EQを高めていただきたいと思います。

感想

私がこの本を読んで伝えたいことが1つあります。

それは

  • 感情をコントロールする

です。

それぞれ詳しく話していきたいと思います。

感情をコントロールする

感情をコントロールするってすごく難しいことではないでしょうか。

特に、怒りや悲しみなどの負の感情が出た時に、人は感情に飲み込まれてしまうことがあると思います。

人は感情の生き物と言われますが、その通りで、感情からくる衝動を抑えられず、自分自身を制御できなくなってしまうこと、皆さんも経験あるのではないでしょうか。

感情は脳からのメッセージであり、感情を押さえつけるのは、良いことではありません。

でも、感情にそのまま流され、自動的に反応していると、それが破壊に繋がったり、良いことはありませんよね。

相手を傷つけてしまったり、自分をけなしてしまったり、人間関係の悪化や、自尊心の低下に繋がります。

感情のパワーは凄まじく、このパワーは、プラスにもマイナスにもなり得ます。

EQの高い人ほど、感情をコントロールすることが上手いそうなのですが、感情をコントロールするために必要なことは何でしょうか。

それは、自分がなぜその感情になったのか理解することです。
簡単に言っていますが、これはとても難しいことです。

そのためにするべきことがこの本に具体的に書かれているので、皆さんもこの本を読んで実践していただきたいですが、私自身が感じたことは、

まず、「客観的に自分を見る」ということが大切です。

先ほどもお話ししましたが、感情にそのまま流されていると、人間関係が壊れてしまったり、自分自身を否定してしまったり、破壊に繋がってしまいます。

そこで、まずは自分自身の感情を客観的に認識します。

自分は今、怒っているな、悲しんでいるな、など、自分が何を感じてその感情になっているのかを認識することが第一歩だと思います。

このように客観的に自分の感情を認識することで、感情的な状態から、少し冷静になれます。感情に飲み込まれなくて済むのです。

大きな感情の動きだと、なかなか客観的に自分の感情を認識することは難しいと思います。

ですので、まずは小さな感情の変化に対しても、「今、私はこんなことを感じて、こんな感情が湧いてきた」みたいに、感情を認識してみることを普段から意識するといいかもしれません。

そして次に、「なぜその感情になったかを理解し、認める」ということが大切だと思います。

例えば、怒りの感情が湧いてきたことをまず認識できたら、なぜ怒りが生まれたのかを考えます。

これは、実際に感情的になっている時に行うことは難しいので、後ほど冷静になった時に行うのが良いかもしれません。

そのためにも感情的になった時には、そのことを振り返るためにもメモを残しておくと良いと思います。

そして、自分の感情の原因をよく考えていくことで、新たな発見が生まれることもあるでしょう。

例えば、「パートナーが部屋の電気を付けっぱなしにすることを、毎回言っても直してくれない」という怒りの感情は、考えてみると、行動を直してくれないことに対する怒りというよりも、私の言っていることを聞いてもらえず、自分を蔑ろにされたと感じる悲しみが原因であった、みたいな発見ができると思うのです。

そして、その感情を認めてあげましょう。

ネガティブな感情も悪いわけではありません。
それを認め、次に活かせればいいと思うのです。

このように感情が生まれた原因を考え、理解し、認めることで、
自分の価値観を改めて理解し、本質的な解決につながるようになります。

また、自分の感情を認めてあげることで、自尊心も満たすことができるようになります。

自尊心が満たされることにより、相手と比較をしなくて済んだり、自分の意見を率直に言えるようになったり、どんどんEQが高まっていくと思います。

他にもこの本にはEQを高めるための習慣が書いてありますので、皆さんもぜひ読んでいただきたいです。

なぜその感情になったかを理解し、それを認めてあげよう

まとめ

以上が、「心の知能指数を高める習慣」を読んだ感想でした。

これからを生き抜くために必要であるEQは後天的に向上させることができると著者は言っています。

人間関係で悩んでいたり、自分に自信を持てないのはEQが低いことが原因であるかもしれません。

皆さんもこの本を読んで、EQ=心の知能指数をどんどんあげていっていただきたいなと思います。

この度は最後まで読んでいただき誠にありがとうございました!

今後も投稿を続けていく予定ですので、ぜひ読んでいただけると幸いです

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